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  • 1単語に1時間かける単語学習法 (2) 予想問題作成

    2024年1月8日

    TOEIC Part 5 オリジナル問題作成トレーニングの続き。

    rudimentary / rudiments に注目したので、イラストを添えてみる。

    子供向けのテキストの表紙に BASIC の文字を入れて、Back to school のバナーも手書きで添えて、色も丁寧に塗る。rudimental – basic – school – learning – school を、時間をかけてつなげる。

    連想できるように rudimental – root をつなげておく。要は、「根っこ、基礎・基本系の語」だよな。

    主な同義語は以下の通り。

    basic / primary / fundamental / introductory / unsophisticated / undeveloped / rough

    quality としては neutral 50% / negative 50% といったところか。

    ある辞書での定義はRudimentary things are very basic and undeveloped and therefore unsatisfactory. で、Neutral 50% / Negative 50% といったニュアンスかね。

    別の場所でアップした Part 5 オリジナル問題を加工して新しい問題を作ってみる。

    Q. 123 In the upcoming training session, interns are supposed to

    learn ——- skills to archive specific documents in the library.

    (A) rudimentary (B) functional (C) satisfactory (D) rough 

    ここで選択肢 (A) を basic / fundamental / primary にすると Q. 107 あたりの問題になる。

    (A) rudimentary とするとQ. 123 あたりの問題になるのだな。

    ちなみに (B) functional は fundamental との見間違いを誘導している選択肢。

    TOEIC score sheet ability measure のグラフで「語彙」の部分がいまいちで「自分は語彙力がなくてだめだ」と思う御仁が時々いるが、そうとは限らない。頑張った自分を責める事はないのじゃ。こういった「見間違いを誘導している選択肢」に引っかかっていた可能性がある。これは「ある程度の語彙力がある人が」見間違いをするように作られているので、この次から落ち着いて他の選択肢も見るようにすれば大丈夫。もちろん rudimentary が頭に入っているのが大事なのだが。

    ちなみに Part 7 だと 本文中の語 rough = rudimentary の言い換え語彙問題が出そう。

    こうやって時間をかけてイラストをつけた語彙は、「その日のうちに何度もイメージを思い浮かべる」→「関連する語をつなぎ合わせて覚える」→「次の朝起きたら一番に思い出す」という手順で脳に定着させるのがわしのやり方。

    朝一番に頭に辞書と語彙のイメージを沸かばせるというのも、なかなか良いものですな。